和田山八鹿道路開通の影響で京阪神方面からの来場者が目立ったおじろスキー場=1月4日、香美町小代区大谷 2012〜13年シーズンの兵庫県美方郡内の5カ所のスキー場は、積雪量によって明暗が分かれた。和田山八鹿道路の開通効果も見られたが、多くで昨年並みかそれ以下に低迷する中、積雪に恵まれたハチ北スキー場の一人勝ちとなった。

10日現在で各スキー場の入り込み客数は、ハチ北スキー場(香美町村岡区大笹)=13万1535人(昨季12万724人)▽スカイバレイ(同区中大谷)=4万8395人(同4万7909人)▽おじろ(小代区大谷)=3万4500人(同3万5500人)▽ミカタスノーパーク(同区新屋)=1万3541人(同1万6311人)▽但馬牧場公園(新温泉町丹土)=4488人(同6600人)−。

ハチ北はシーズンを通してゲレンデ状態に恵まれ、昨季に比べ約9%増。週末前に雪が降る理想の天候が続き、初心者用ジャンプ台のヒットや同道路の開通も後押しになった。

スカイバレイは週末の天候に恵まれず、おじろは駐車場利用の課金を鳥取方面の利用者が敬遠。同道路の開通で京阪神方面の利用客は増加したが、相殺された形となった。

慢性的な積雪不足で牧場公園は約30%減。ミカタスノーパークは積雪情報発信に力を入れたが、肝心の雪が降らず空振り。シーズン中も休業が重なり「積雪の多いスキー場に客が流れてしまった」と話している。

ハチ北スキー場は3月末、スカイバレイは17日まで営業を予定。その他は10日までにシーズンを終えた。
(日本海新聞)