第31回全日本スノーボード選手権大会の後半戦が始まった14日、南会津町の会津高原たかつえスキー場で「ウェルカムパーティー」が開かれた。関係者が東京電力福島第一原発事故の影響に苦しむ本県の現状を訴え、支援を呼び掛けた。

約100人が出席した。大宅宗吉町長が「水も食べ物も検査しているので安全。全国にアピールしてほしい」と述べた。同スキー場を運営する会津高原リゾートの星和明社長が「大会を通じて南会津の良さを知ってもらいたい」と訴えた。
同日行われたオープン戦「静岡CUPスノーボードクロスinたかつえ」の実行委員長を務める写真家の小口昭宣さん(静岡県)が「福島で行ったのは正解だった。ぜひ来年も参加してほしい」と話すと選手から賛同の声が上がった。

小口さんは事故で亡くなったスノーボード選手で長男の貴裕さんのため、競技振興を目的に静岡CUPを開催している。「被災地を元気にする大会になり、息子も喜んでくれているはず」と感慨深げだった。
(福島民放)