スノーボード男子の新鋭、平野歩夢(14)=バートン=が12日、欧米での連戦から帰国し、ソチ五輪出場に意欲を見せた。ハーフパイプ(HP)で世界が注目する中学生は「小さい頃から夢が五輪に出ることだった。一度は出たい」と語った。

平野は今年1月、北米で人気の総合競技大会、冬季Xゲームのスーパーパイプ(SP)で五輪2連覇中のショーン・ホワイト(米国)に次ぐ2位となるなど、今季、大ブレーク。日本スキー競技史上最年少の17歳6か月で2006年トリノ五輪に出場した国母和宏を師と仰ぐ天才少年で、同大会の映像を見た時から五輪を目標としている。
年齢制限で今季は出場資格がなかったW杯には来季から出場が可能となり、ポイントを獲得すれば、五輪の出場資格を得られる。その前にまずは全日本選手権(30日開幕・北海道ニセコ花園スキー場)で代表入りをアピールする必要があり、「全日本で結果を出したい」と意気込んだ。今季は海外を含め残り2戦。新潟・村上の自宅でつかの間の休養を取り、15歳での五輪出場に向けて突っ走る。

◆平野 歩夢(ひらの・あゆむ)1998年11月29日、新潟県生まれ。14歳。村上第一中2年。4歳から競技を始める。今年1月のXゲームSPで2位となり、史上最年少のメダリストに。2月のユーロピアンオープンHP(スイス)で優勝。今月2日のUSオープンHP2位となり、ワールドツアーのHP部門で史上最年少優勝。家族は祖父、祖母、両親、兄、弟。160センチ、52キロ。

(スポーツ報知)