山根俊樹選手のジャンプcHTB17回目を迎えるスノーボードストレートジャンプの国際大会「TOYOTA BIG AIR」の最終日が2月24日、札幌ドーム(札幌市豊平区羊ヶ丘)で開催され、山根俊樹選手(19)が2位となり日本人で唯一表彰台に上がった。同大会で日本人が2位以上になるのは今回が初。

国内外から世界有数のトップライダーが一堂に集まる同大会。長さ125メートル・高さ36メートル・最大斜度45度のストレートジャンプ台から飛び出し、空中でそれぞれのトリック(技)を繰り出して得点を競い合う。得点は、飛びした際に空中で繰り出す技の難易度や完成度などによって判定される。
今年は16人のライダーが出場。優勝ファイナルは、山根選手、カナダのアントワンヌ・トゥルション選手(22)の2人が決勝で一騎打ちとなり、両選手ともに縦回転と横回転を織り交ぜた立体的な動きを見せる高難易度のトリック(コークスクリュー)を繰り出し「空中の王者」の座を争ったが、山根選手は着地の際にバランスを崩して惜しくも王座を逃した。結果、1位=アントワンヌ選手、2位=山根選手、3位=アメリカのセージ・コッツェンバーグ選手(19)、ノルウェーのイェルムン・ブラーデン選手(22)が表彰台に上った。

 優勝したアントワンヌ選手には「『キング・オブ・エア』となり、驚きとよろこびでいっぱい。どんな状況でも応援してくれたファンのみなさんに感謝したい」と優勝のよろこびを語り、獲得した優勝賞金の2万5,000ドルの使い道について「テキーラに全部使おうかと思う」とジョークで会場をにぎわせた。

山根選手は「去年始めて出場し、今年はぎりぎり9位で勝ち上がることができた。正直ここまで勝ち上がることができると思っていなかったが、最後まで飛ぶことができて『すげー気持ちよかった』!」と笑顔を見せ、「来年はもっと上を目指す」と次回大会への意気込みも見せた。
(札幌経済新聞)