スノーボードワールドツアーで優勝した14歳少女を取材しました。スノーボードのワールドツアーで、見事優勝の快挙達成。ソチオリンピック出場を目指す、中学2年生の天才スノーボーダー・鬼塚 雅選手(14)を取材しました。

鬼塚選手は「ダントツで金メダルをとれるようになりたいと思います」と話した。



鬼塚選手が出場を目指すのは、ソチから新種目となる「スロープスタイル」。
レールなど障害物を滑走する「ジブ」と、ジャンプ台で技を決める「ビッグエア」をあわせた総合競技。
トップスピードは100km/hを超え、ジャンプの飛距離も20メートル以上。

そんなスロープスタイルの魅力について、鬼塚選手は「(技が)1つできてもだめだし、(技を)つなげられたときは結構楽しいので、かっこいいし、そういうところがいいと思います。100km/hでアプローチして、そこから20メートルぐらい跳ぶので、こけたら結構痛いです」と話した。

鬼塚選手は2012年2月、スイスで行われたヨーロピアンオープンのジュニア部門で、見事初優勝。
その後、世界の舞台で快進撃を続けている。
雪とは縁遠い、九州・熊本育ち。
スノーボードに出会ったのは、5歳の時だった。
母親が運転するキッチンつきの車で、練習環境を求め、日本全国を縦断している。
時には、熊本から岩手まで長距離移動することもあるという。

そんな鬼塚選手も、普段は中学校に通う女の子。
世界で戦うため、勉強ももちろん必要。
鬼塚選手は「好きなのは英語。Good job!」と話した。
鬼塚選手の印象について、友達は、「テンション高いよね」、「最近は、ももクロ(ももいろクローバーZ)の『行くぜっ!怪盗少女』踊り始めたり」と話した。

友達との楽しい時間もつかの間、オリンピックを目指す鬼塚選手は、冬の訪れとともに、白銀の世界へ。
鬼塚選手は「オリンピック選手に選ばれるように、海外の大会で優勝して、それから、選ばれたら、オリンピックでも優勝できるように頑張っていきたいです」と話した。

その言葉通り、先週末に行われたスイスでのワールドツアーで結果を出した。
ジャンプに重点が置かれた中、空中で1回転する「スリーシックスティー」を決めた。
世界でもトップレベルの大きさのジャンプ台も、臆することなく、しっかりと着地。
その後もしっかりとまとめ、優勝を果たした。
鬼塚選手は「(優勝してうれしい?)ハッピー、ハッピー、ハッピー! (大会は楽しめた?)ファン、ファン、ファン(すごく楽しかった)」と話した。

シャンパンをかけ合う姿は、あどけない鬼塚選手、世界を舞台に戦いはまだまだ続く。
(FNN)