2日ぶりに救助され、公立刈田総合病院に運び込まれる山口さん=16日午前10時50分ごろ、白石市宮城県蔵王町のスキー場「みやぎ蔵王すみかわスノーパーク」近くの刈田岳(標高1758メートル)で14日に山スキー中の男性2人が遭難した事故で、宮城県警は16日午前、行方不明となっていたともに仙台市青葉区の会社員昆宣寿さん(38)、衣料販売店経営山口茂樹さん(37)をヘリコプターで発見、2日ぶりに救助した。

県警によると、2人は衰弱しているものの命に別条はなく、白石市の公立刈田総合病院に搬送された。

県警などによると、県警ヘリが16日午前9時ごろ、刈田岳の「井戸沢」と呼ばれる標高約1200メートル地点を捜索中、南側斜面で手を振っている男性を発見。午前9時25分に救助し、昆さんと確認した。
さらに午前10時25分ごろには、付近を捜索中の県防災ヘリが山口さんを見つけた。

2人とも手足に凍傷を負っており、昆さんは低体温症と診断された。昆さんは「山口さんと途中で別れた」と話しており、県警は2人が山スキーの途中で道に迷ったとみて調べている。

県警やスキー場関係者によると、2人は14日午前11時ごろ、山スキーをするため、雪上車で刈田岳の8合目に向かった後、行方が分からなくなった。県警などは15日に引き続いて16日も午前9時から36人態勢で捜索していた。
(河北新報)