新雪のゲレンデでそり遊びを楽しむ家族連れら14日、福井県勝山市のスキージャム勝山福井県内のスキー場は14日までの3連休、県内外から大勢のスキーヤー、スノーボーダーが訪れた。特に晴天に恵まれた中日の13日は、勝山市の2スキー場で1日の入り込み客数がこの5年間で最多を記録。新雪たっぷりのゲレンデに、カラフルなウエアが花開いた。

スキージャム勝山(勝山市)の3連休中の入り込みは、各日とも前年同期比で約1千人増となった。特に13日は関西や中京方面を中心に9千人が押し寄せた。2007〜08年シーズン以降では最多の入り込みとなり、午前11時から今シーズン初の入場規制をかけた。

この日初めて同スキー場を訪れた鈴木潔さん(34)=静岡県富士市=は「事前に割引リフト券を購入していたが、引き換えに40分近くかかった」と驚いた様子。14日は前夜からの雪で山頂付近はパウダースノーとなり、ビキッズパークでは親子連れが雪だるまづくりやそり遊びを楽しんだ。
同スキー場は今シーズンオープン20年目を記念して割引リフト券を用意。子どもや初心者向けのビキッズパークを充実させ、スキー人口が減少する中で他スキー場との差別化を図っている。

ファミリー層に人気の雁が原スキー場(同市)も13日の入り込みは昼夜合わせて5500人。前年同期の2倍となり、こちらも1日の入り込みとしては過去5年間で最高となった。「入場制限をかけたスキージャム勝山から流れてきた人も多かったのでは」と担当者。同スキー場は12月の入り込みも良かったという。

九頭竜スキー場(大野市)は、連休全体の入り込みが同約1・5倍となり、13日は600台収容の駐車場がほぼ満杯。福井和泉スキー場(同市)も13日は08〜09年シーズン以降で最高となる1400人が訪れた。担当者は「市街地に雪が少なく、動きやすかったのも要因では」と話していた。

一方、正月三が日に雪が足りず、センターゲレンデのみの滑走となった今庄365スキー場(南越前町)は依然雪不足に悩まされており、12、13日合わせた入場者数は3千人弱。担当者は「早くまとまった雪が降ってほしい」と切実だった。
(福井新聞)