スノーボーダーらが訪れているあららぎ高原スキー場=阿智村浪合県南部の飯田下伊那地方の4スキー場がシーズン入りし、若者や家族連れなどが訪れている。

いずれも降雪に恵まれてゲレンデ状態は良好。中京圏からの来場者が多数を占める中、各スキー場は地元の小中学生にリフトのシーズン券を無料で提供するなど、新たな取り組みを展開したり検討したりしている。

上下伊那地方の小中学生を対象に、シーズン券の無料提供を始めたのは、治部坂高原スキー場とあららぎ高原スキー場(ともに阿智村浪合)、ヘブンスそのはらスノーワールド(同村智里)。

必要事項を記入した申込用紙を郵送するかスキー場に持参すると、現地でシーズン券の発行を受けることができる。伊那市の中央道伊那スキーリゾートも同様の取り組みを始めた。

25日までのシーズン券の発行件数は、ヘブンスそのはらが約80件、治部坂高原は約70件。ヘブンスそのはらの運営会社、ジェイ・マウンテンズ・セントラルの業務課長、水野達男さん(43)は「地元の子どもたちにもっとスキー場を利用してほしい」と話す。

一方、平谷村にある平谷高原スキー場は、リフト利用を無料とする対象を現在の村内の小中学生から、愛知県の豊田市や岡崎市の小中学生にも広げることを検討。同県の親子連れの誘客を強化する狙いだ。
(信濃毎日新聞)