鶴岡市は12月4日開会の市議会12月定例会に医療事故とイベントに伴う事故の損害賠償金に関する2議案を提出する。医療事故の賠償金は約4098万円、イベントに伴う事故は約413万円。

イベントに伴う事故は、09年2月14日に開催した「櫛引たらのきだいスキー場冬祭り」で発生。スノーモービル後部にひもでタイヤをくくりつけ場内を滑走しカーブした際、タイヤに乗った庄内町の母娘が止まっていた別のスノーモービルと接触。

母(当時35歳)が左足首に複雑骨折と靱帯(じんたい)断裂の大けが、娘(当時4歳)は額に切り傷を負った。母娘側と示談が成立した。
医療事故は昨年9月に市立荘内病院(三科武院長)で発生した。同市内の会社員男性(当時54歳)が同23日にくも膜下出血で緊急入院。25日に緊急手術を受け無事終了したが、翌26日午後から容体が急変した。肺水腫による急性呼吸不全を発症し、同12月5日に低酸素脳症で死亡した。

同病院は男性が死亡した翌日に院長を委員長にする「医療事故等対策委員会」(12人)を設置。外部医療機関の意見などを聞きながら「手術後に合併症の肺水腫発症に気づくのが遅れたことが大きな要因」と結論付けた。先月に遺族と示談が成立した。同病院は「医療体制に問題があった。再発防止に努める」と話している。
(毎日新聞)