今から20年前、スキーは空前の大ブームだった。

「きっかけは1987年に公開された映画『私をスキーに連れてって』。バブル景気だったことも手伝い、若者たちが全国のスキー場へ押しかけ、休日にはリフト待ち1時間ということも珍しくありませんでした」(スキー雑誌記者)

しかし、93年の1860万人をピークに、スキー人口は急激に減少。

「2010年には570万人と、ピーク時の3分の1以下に。ところが11年に入り、630万人と増加に転じたんです」(公益財団法人日本生産性本部余暇創研)

人気が回復したのはなぜ?

「ここ数年、子ども連れでも楽しめるサービスを実施しているスキー場やホテルが増えました。かつてのブームの中心だった世代がちょうどお父さん・お母さんになり、親子でスキーを楽しんでいるのでしょう」(旅行ジャーナリスト・村田和子さん)

どんなサービスがあるのか。
「近くに2つの人気スキー場がある『リゾナーレ八ヶ岳』(山梨県)は、宿泊者にブランド物のスキーセットの無料貸出しサービスを実施。子どもは成長が早く、せっかくブーツやウェアを買ってもすぐに着られなくなってしまうので、子連れにはありがたいサービスです。また、『トマムスキー場』(北海道)には、専門スタッフが子どもの年齢に応じたレッスンや雪遊びを提供してくれるプログラムがあります」(同前)

子連れ旅行アドバイザー・小暮祥子さんの話。

「『アルツ磐梯』(福島県)は、ゲレンデに直結したアクセスのいちばんいい場所に『ファミリー優先駐車場』があります。おむつ交換や授乳ができるファミリー専用フロアや、生後8カ月から預けることができる託児所も完備。また40代以上には懐かしい『苗場スキー場』(新潟県)にも、託児室やキッズルームなどが完備されています」

また、こんなお得な情報も。

「苗場を含む、プリンスホテルが運営する9つのスキー場では、小学生以下のリフト代がシーズンを通じて無料、4つのホテルでは子どもの宿泊費が無料になります」(前出・村田さん)

ユーミンでも聴きながら久しぶりに滑りに行ってみる?
(週刊文春)