福井県警捜査二課と武生署は十一日、今庄町営スキー場の人工造雪機導入に絡み、業者から現金約百万円を受け取ったとして同町今庄、町商工観光課主幹の男(55)を収賄の疑いで、金を渡したとして石川県野々市町、スキーリフト機器販売会社取締役の男(57)を贈賄の疑いでそれぞれ逮捕、町役場や関係事務所を捜索した。

調べによると、町商工観光課の男は同町が経営する「今庄365スキー場」の運営にかかわっていた一九九九年十月ごろ、スキーリフト機器販売会社が推薦する人工造雪機が採用されるよう便宜を図る見返りと知りながら、取締役の男から約百万円を銀行振り込みで受け取った疑い。
同町が購入した人工造雪機は二基。九九年末に行われた指名競争入札により、いったんはある業者の落札が決まったが、町商工観光課の男の推薦によって、落札できなかった別の業者が参入。それぞれ一基ずつ担当することになったという。取締役の男は町商工観光課の男と、後から参入した業者を取り持つブローカーのような役割を果たしていたとみられる。
(福井新聞)