宇奈月温泉スキー場(黒部市)に今冬から、定休日が設けられる。娯楽の多様化、少子 化などの影響で全国的にスキー場の利用が減少する中で、黒部市はウインターシーズン中 、年末年始を除く毎週火、水曜日を休業日に設定することを決めた。経費を節減し、県内 で最も古い歴史を持つ同スキー場の効率的な運営を図る。

宇奈月温泉スキー場のシーズンごとの入り込み数は、記録が残る1983(昭和58) 年度以降、同年度の約5万9千人をピークに落ち込みが続いている。12月から2月まで 毎日営業した昨シーズンは約7300人にとどまった。

一日の利用が全くない日もあったが、来場に備えて毎日10人程度の従業員が必要にな る。このため、影響が少ない平日の2日間を休業日に選んだ。学校が冬休み期間の12月 下旬から1月上旬や、団体利用の予約がある場合は営業する。
宇奈月温泉スキー場は1956年に県内初のリフト付きスキー場として正式にオープン した。2008年度から、地元団体「宇奈月大原台」が市から委託を受けて運営している 。リフトは現在、2基。

県内スキー場の存廃をめぐっては、南砺市が市内5カ所のうちスノーバレー利賀と閑乗 寺の2カ所を廃止する方針を決め、代替の地域振興策について協議している。

宇奈月大原台は、9日にゲレンデ近くに炭焼き装置を設置し、観賞用の炭と木酢液を製 造する事業を始める予定で、グリーンシーズンの有効活用につなげる。
(富山新聞)