スキー場運営大手のマックアース(兵庫県養父市)は、ツギテの三共(小樽市)からスキー場「スノークルーズオーンズ」(同)の経営権を取得する。オーンズはスキー人口の減少で経営が悪化、5月には閉鎖を決めていた。マックアースは全国10カ所以上でスキー場を展開し、北海道進出は初めて。経営ノウハウを生かした利用促進策を提案し事業再生を目指す。

マックアースはツギテの三共と経営権の取得で大筋合意し、今冬以降は新体制でオーンズの営業を続ける見通しだ。ツギテの三共を含めた複数の地権者と土地・建物の買収を打診しているもよう。事業譲受後の詳細な運営体制については今後詰める。同社は今年に入って、斑尾高原スキー場(長野県飯山市)など相次ぎスキー場を買収、全国で拠点を拡大している。

オーンズはリフトが2機、ゲレンデが6コースある中規模スキー場で、1965年の開業。89年からツギテの三共が経営している。人工造雪機があり、毎年の開業時期が早いのが特徴だ。

近郊に住む会社員から人気が高いが、近年は来場客の減少から営業赤字に転落する年もあった。5月に閉鎖を決めてから、存続を求める署名活動がスキーファンに広がっていた。
(日本経済新聞)