スキー場のゲレンデで放牧されている但馬牛=香美町小代区新屋のミカタスノーパーク オフシーズンのゲレンデを有効活用しようと、兵庫県香美町小代区新屋のスキー場「ミカタスノーパーク」は、観光牧場としてゲレンデを開放し、全国に誇る但馬牛を放牧。「但馬牛神戸ビーフの里美方高原牧場」として観光PRに力を入れている。

約20ヘクタールのゲレンデには村岡区宿の上田畜産(上田伸也社長)などが計36頭を放牧。牛は豊富な牧草を食べ、木陰の水飲み場で水を飲んだり、のんびりと放牧生活を送っている。

観光客向けに但馬牛を近くで見学できるようベンチを設置。予約があれば、牛の近くまで近付けるよう車で送迎を行う。そのほか牛の撮影会や写生会、ミニコンサートなどいろいろなイベントを企画している。
観光牧場の取り組みは昨年に続き2年目。「子どもに牛を見せてやりたい」という親子連れなどが少しずつ増えているという。

支配人の田野公大さん(57)は「冬季のスキーだけではなく、春から秋にかけての四季型観光の開発は大きな課題だった。放牧が近くで見られることをもっとPRし、イベントを開いて観光客数を増やしたい」と意気込んでいる。
(日本海新聞)