鳥取県江府町の奥大山スキー場で10年末、パトロール員の男性4人が死亡した雪崩事故で、犠牲になった松本直紀さん(当時39歳)の遺族がスキー場を運営する同町を相手取り、慰謝料など約9000万円を求める訴訟の第1回口頭弁論が18日、松江地裁(河村浩裁判長)であった。

同町側は請求の棄却を求める答弁書を提出した。

訴状によると、町に雇われていた松本さんは10年12月31日、ゲレンデで雪崩発生の知らせを受けて出動。再び起きた雪崩に巻き込まれ同僚3人とともに死亡した。遺族側は、雪崩の発生する可能性があったのにスキー場に被害を防ぐ設備がなかった、などと町側の過失責任を訴えている。
(毎日新聞)