白山レイクハイランド(株)(資本金4億2105万円、石川県白山市瀬戸丑114-1、代表清算人北田慎一氏)は、6月8日に金沢地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は前川直善弁護士(石川県金沢市兼六元町11-16、電話076-224-8000)。

当社は、1989年(平成元年)3月に設立した元・スキー場運営及び食堂の経営業者。旧:尾口村(現:白山市)の村興しのため、白山瀬女高原スキー場の運営を目的として第3セクター方式で設立され、初代代表には尾口村村長が就任した。

91年12月に総工費25億円を投じて白山瀬女高原スキー場としてオープン、県下有数のスキー場として親しまれ、雪に恵まれた2002年4月期の年収入高は約3億8000万円を計上した。
しかし、バブル崩壊以降の個人消費の低迷に加え、降雪状況によって業況が大きく左右されるほか、スキー人口の減少や少子化の影響などもあって業績は伸び悩み、厳しい経営となっていた。そのため、スノーボード全面滑走可能によるスノーボード客の受け入れや、出資企業の債務免除、旧尾口村からの財政支援などを得て運営していたが、過重な借入負担や償却などから2006年4月期以降大幅な欠損を計上した。

2005年2月に市町村合併によって白山市となって以降、運営補助金を含めた経営の見直しが図られ、2007年11月には白山麓3カ所のスキー場を運営する新会社が設立されたことから同社に業務を移管し、当社は不動産並びに施設管理会社となり、2011年7月27日付で解散を決議し、同年9月13日に特別清算開始決定を受けていた。

2011年4月期末の負債は約42億7800万円が見込まれる。
(帝国データバンク)