◆奥大山スキー場事故◆

鳥取県江府町の町営奥大山スキー場で2010年12月、パトロール中の男性4人が死亡した雪崩事故で、犠牲者で町非常勤職員(当時39)の松江市内の遺族3人が、町に慰謝料など約1億1千万円の損害賠償を求める訴訟を松江地裁に起こした。5月21日付。

事故を巡っては同様の訴えを別の1遺族が起こし、2遺族とは和解が成立している。

事故は12月31日午後1時ごろ発生し、町職員ら6人のうち4人が巻き込まれて亡くなった。

訴状によると、周辺は当時、雪崩注意報などが発令されて発生が予見できたのに町は防止対策をとらず、雪崩の訓練を受けていない男性を漫然と現地に派遣した過失がある。柵なども設けず、安全管理上の瑕疵(か・し)もあったなどとしている。

町は「弁護士と協議して対応を決めたい」としている。
(朝日新聞)