大好きな日本に恩返しを−−。ニュージーランド(NZ)国籍のジャスティン・ブラウンさん(39)が東日本大震災の復興支援のため、募金やボランティアの活動をしながら総距離約4100キロの日本縦断マラソンに挑戦している。

3日は猪苗代町のスキー場「リステルスキーファンタジア」で開かれたゲレンデを駆け上がるイベント「ゲレンデ逆走マラソン」に参加。「走ることを通して、福島の安全と再興を世界にアピールすることを誓います」と選手宣誓し、10キロコースを走った。

ブラウンさんは89年、奈良県の高校に留学のため初来日。93年に再来日し、山形県酒田市のゴルフ場でキャディーをしながら日本語を習得した。「優しくて親しみやすい。そして仕事に真面目な日本の人が大好き」。母国や豪州で配管工事の仕事をする傍ら、毎年日本を訪れ、10年前から同スキー場で開かれるモーグルなどの国際大会で選手の通訳やコース設営に関わってきた。
スキーやラグビーなど体を動かすことが好きで、長距離走は06年に豪州ゴールドコーストのフルマラソンに出場したのを皮切りに、10年には猪苗代町で開かれた100キロマラソンにも参加。昨年は脳梗塞患者を支援しようと、NZを縦断する2937キロを走りきった。

今回のマラソンは4月1日に沖縄県を出発し、九州や関東を通って北上。毎日約50キロ、計2770キロを走った。今後は北海道から南下し、7月8日に宮城県気仙沼市でゴールする予定だ。ブラウンさんは「日本は第2のホーム。一緒に頑張ろう」と話した。

募金方法などは(http://jupbrown.wordpress.com/)。
(毎日新聞)