スノーボードを盗まれたと偽り保険金をだまし取ったとして、詐欺容疑で書類送検された山形市の男性職員2人を、山形地検は29日付で起訴猶予処分にしたことが同地検への取材で分かった。同地検は処分理由を明らかにしていない。

市によると、男性職員2人は40代と30代で市上下水道部の同僚。蔵王温泉スキー場で10年1月、40代職員がボードを盗まれた。しかし盗難に関する保険に加入しておらず、加入していた30代職員の名義で損害保険会社に保険金を請求。5万4180円をだまし取ったという。

2職員の処分を受け、市川昭男市長は同日、「起訴には至りませんでしたが、地方公務員としてあってはならないこと。極めて遺憾。全職員に対し、綱紀の保持、市民の信託に応えることが求められていることを徹底し、信頼回復に全力を傾けてまいります」とコメントした。
(毎日新聞)