鳥取県江府町の町営奥大山スキー場で2010年12月、パトロール中の男性4人が死亡した雪崩事故で、犠牲者(当時39)の松江市内の遺族3人が、町に慰謝料など約9千万円の損害賠償を求める訴訟を松江地裁に起こした。4月18日付。

事故は12月31日午後1時ごろ起き、滑走コースで発生した雪崩の調査と処理をしていた町臨時職員ら6人のうち、4人が別の雪崩に巻き込まれて亡くなった。

訴状によると、コースでは過去にも雪崩が起き、勾配などから発生が予見できたのに町は被害防止の対策をとらず、安全管理に瑕疵(か・し)があったなどとしている。

町は「弁護士と相談して今後の対応を決めたい」としている。他の犠牲者3人のうち2人の遺族とは和解が成立した。
(朝日新聞)