スノーボードを盗まれたと偽り、保険金をだまし取ったとして、山形県警が今年4月、山形市上下水道部職員の男2人を詐欺の疑いで山形地検に書類送検していたことが捜査関係者などへの取材でわかった。

市は事実を把握していたが、「捜査機関の処分が決定しておらず、推移を見守っていた」として公表していなかった。

捜査関係者や市によると、職員の男2人は共謀して2010年1月、損害保険会社に対し、スノーボードが盗まれたとうその申告をして保険金を請求し、約6万円をだまし取った疑い。2人のうち1人は、実際にスノーボードを盗まれていたが、保険に入っていたのはもう1人の男だけだったという。
市は今年2月に匿名の投書で事件を把握し、内部調査で事実を確認。2人は10年4月に全額返金したといい、市に対し、「悪いことをして申し訳ない」などと話している。

山形市の市川昭男市長は「法令に抵触する行為があったことは誠に遺憾で、深くおわびを申し上げます」とコメントした。
(読売新聞)