新潟県のまとめによると、県内の11年度シーズン(昨年12月〜今年3月)のスキー場利用客数は、前年度比13・2%増の477万5000人に上った。前年度は東日本大震災の影響により大幅に落ち込んだが、11年度は再び持ち直し始め、降雪が早かったことも増客につながったとみられる。

県交流企画課によると、月別では豪雪に見舞われた2月だけが前年度を下回り、他の月はいずれも前年度を上回った。特に今年3月の利用客数は112万3770人で、東日本大震災の影響を受けた前年同月比127・7%増と大幅に増加した。利用客数の内訳では県内客が121万9000人(前年度比22・1%増)、県外客が355万6000人(同10・5%増)だった。

同課によると、統計が残る86度年以降、県内のスキー場利用客数は92年度の1597万4000人をピークに年々減少し、09年には500万人を切った。「子どもがスキーをしなくなると今後のスキー人口が減る」(県観光振興課)として、県は10年度から小学生を対象に無料のスキー教室を開くなど対策を講じている。

県観光振興課の担当者は「スキーバブルを知る世代が今、親になっている。そういう人たちにもう一度スキー場に来てもらえるよう今後も家族向けのイベントを企画していきたい」と話している。
(毎日新聞)