鹿角市が提案する「スキーと駅伝のまち“にぎわい創出”プロジェクト」が7日、県が今年度始めた「県市町村未来づくり協働プログラム」に初めて採択された。県と同市は花輪スキー場に新たなジャンプ台を設置するなど計10億円の事業を実施。「ノルディック競技の聖地」を目指す。

同プログラムは県と各市町村が協力して地域活性化のための事業を計画、実施する。採択された事業に対し、県は16年度までに1市町村あたり約2億円、総額約50億円を交付する。7日は「あきた未来づくり本部」会議が開かれ、児玉一・鹿角市長が佐竹敬久知事らを前にプレゼンテーションし、採択された。

プロジェクトは3カ年計画で、市は今年10月末までに花輪スキー場に新たなジャンプ台を建設。同時期に県が進める別のジャンプ台改修も終了し、同スキー場に規模の異なる4種類のジャンプ台がそろい、国内有数の施設になることが期待されるという。
このほか、会議室や休憩所になる同スキー場のクロカンハウスを改修し、市総合運動公園には起伏のある天然芝のランニングコースを作る。国内外のスキー合宿誘致やサマーノルディックスキー全国大会の創設などのソフト事業にも取り組む。県は同市の施設整備事業に2億2000万円を交付する予定で、県議会6月議会に補正予算案を計上する。

県地域活力創造課によると、同プログラムでは秋田市と小坂町が既に素案を提出。ほかに大館、北秋田、上小阿仁、三種、美郷、湯沢の6市町村が素案作成へ準備を進めているという。
(毎日新聞)