自転車のホイールを試す試乗会に集まった来場者大町市平の鹿島槍スポーツヴィレッジ(鹿島槍スキー場)が、トライアスロンやロードバイク、マウンテンバイクなどの選手、愛好家の誘客に力を入れている。

冬季シーズンを終えてグリーン季の営業を始めた3日は、自転車メーカーの展示会や試乗会を初開催。愛好家らでにぎわった。

大北地方は、北アルプスと田園の景観、起伏に富んだ地形が人気で、近年、自転車愛好家らの姿が増えている。同ヴィレッジも昨年から自転車チームの合宿受け入れを強化。約10種類、最長120キロのコースを設けてアピール中だ。

今季はさらに自転車やトライアスロン関連のメーカーと提携し、10月末までのグリーン季いっぱい、さまざまな関連用品を展示する。この日は都内などから訪れた約80人が、有名ブランドのホイール(車輪)を付け替えて試乗するサービスを楽しんだ。
合宿の下見に来たという日本学生トライアスロン連合の大会運営委員長、小林和矢さん(20)=法大3年=は「都市部の学生が多いので、高低差がある自然の中での練習は有意義になりそう」。メーカー担当者も「自転車乗りにとっては景色も大切な要素。大北周辺は大きな可能性を秘めている」とみる。

同ヴィレッジは9月にトライアスロンの大会も初開催予定。担当者の田原幸弘さん(34)は「自転車の聖地になるよう力を入れていきたい」と意気込みを語った。
(信濃毎日新聞)