リクルートの旅行に関する調査研究組織「じゃらんリサーチセンター」などは昨シーズン、山梨を含む全国89カ所のゲレンデで、19歳のリフト代を無料にするプロジェクトを行った。同センターはスキーやスノーボード人口を2万8千人創出できたとみており、県内のスキー場も「例年より若者の来場が多かった」としている。

プロジェクトは、若者がゲレンデを訪れるきっかけをつくろうと、昨冬初めて企画。山梨県内では、カムイみさかスキー場(笛吹市)と、サンメドウズ清里スキー場(北杜市)が参加した。

じゃらんリサーチセンターは、会員登録者4万9290人を対象にアンケートし、2074人から回答を得た。「1回以上ゲレンデに出掛けた」と回答したのは89・4%で、1人当たりの平均回数は2・6回だった。
同センターはアンケート結果などから、プロジェクトによる延べ動員数は12万8647人で、このうち新たにスノーボードやスキーを始めたのは2万8095人に上ると推計した。

サンメドウズ清里スキー場の担当者は「3月の春休み期間中、例年に比べ若者の来場者が多かった」と分析。「スキーやスノーボードを体験した若者が、リピーターになってくれればいい」と話している。じゃらんリサーチセンターは「若者の需要創出に効果があった」として、来年度もプロジェクトを引き続き実施する予定。
(山梨日日新聞)