崩落斜面から流れてきた泥と水の流路を確保するため土のうを置く作業員ら=27日午後6時半すぎ27日午前9時半ごろ、飯山市豊田の戸狩温泉スキー場近くの山の斜面が崩れていると同市に通報があった。

市と県北信地方事務所(中野市)などが調べたところ、ゲレンデ近くの斜面が幅約50メートル、長さ約200〜300メートルにわたって崩れ、流出した土砂が300メートルほど下流で止まっていた。

同地事所によると、土砂は安定しているが、雪解け水の排水路に泥が入らないようにして流れを確保するため、土のうを積む作業を始めた。

崩落したのはスキー場に接する民宿街から1キロほど上流の斜面。泥を含んだ雪解け水が民宿街近くの水田やリフト乗り場に流れ込んだ。
現場を調べた市職員によると、崩落面最上部の積雪は150センチを超えていた。同地事所は「雪解け水が染み込んで斜面が不安定となり崩れたとみられる」と説明。28日も土のうを積み、抜本的な対応は詳細に調べた上で検討する。

市と県は27日夜、現地で住民説明会を開催。地元区長の金沢正志さん(58)は「安定しているとはいえ、二次災害が心配だ」と話した。
(信濃毎日新聞)