リゾートホテルやスキー場運営を手掛けるマックアース(兵庫県養父市)が、郡上市内の3スキー場の経営権を取得したことが、28日分かった。長野県内のスキー場とブランドを統一して運営することで、集客力を高める狙いがある。

マックアースによると、ことし2月、郡上市の「高鷲スノーパーク」「ダイナランド」「ひるがの高原スキー場」を経営するリゾート会社を傘下に入れた。3スキー場の集客数は年間で計約55万人という。

昨年9月には、長野県松本市の「Mt.乗鞍」スキー場を取得。ことし5月からは長野県王滝村が直営する「おんたけ2240」の管理も始める予定という。
◆地元は観光客増に期待

スキー場経営のマックアースが、郡上市高鷲町内の3スキー場の経営権を取得したことについて、市や地元観光関係者は、観光客を増やす起爆剤になることに期待する。

郡上市は11のスキー場を持つ全国に知られる一大スキーリゾート地。昨年度はスキー客約150万人が訪れ健闘したが、年々その数は減少している。

同社の一ノ本達己社長は2月下旬に同市役所を訪れ、経営権取得を報告した。市商工観光部では「全国展開するマックアースには、最新の情報や戦略に基づいた経営で、郡上のスキー場のけん引役になってほしい」と波及効果に期待。また、同社は夏のゲレンデを使った観光客誘致にも積極的であるとして、通年型リゾートの可能性にも注目している。

山畑光知哲高鷲観光協会理事長も「今季と変わらず、来季も地域と一緒になって、郡上のウインターリゾートを盛り上げてほしい」と話していた。

同社によると、来季の経営計画は現在策定中であり、4月中には内容を明らかにしたいという。
(岐阜新聞)