大勢のスキー客でにぎわう「だいせんホワイトリゾート」=昨年12月間もなく営業を終える国立公園・大山のスキー場「だいせんホワイトリゾート」は今シーズン、来場者数が昨シーズンを約3万人上回り、6シーズンぶりの20万人台に迫る勢いだ。関係者は安定した積雪とファミリー向けの企画展開を好調の要因とみている。

大山スキー場が入り込みの統計を取り始めた1975年度以来、最も来場者数が多かったのは95年度の41万1660人。最も少なかったのは2月末までにゲレンデの雪が解けた2006年度の13万2139人。近年はレジャーの多様化などによるスキー離れもあって客足が伸び悩んでいた。

記録的な豪雪に見舞われた昨シーズンは、米子道が12〜1月に最長70時間超の通行止めになるなど交通アクセスが打撃を受け、来場者の4割近くを占める山陽方面からの客が一時激減。一転、今シーズンの客足は順調に推移した。
27日現在の今シーズンの入り込み総数は19万7千人。だいせんホワイトリゾートは巻き返しの要因として、週末に好天の日が多かったことや、観測史上最高の積雪(2月19日、302センチ)によって終盤までたっぷりと雪がもったことなど気象条件を挙げた。

一方、営業面での工夫も功を奏した。子ども券、親子券の1日券を割り引きするなどファミリー層をターゲットに絞った企画が好評。昨年12月のオープニングセレモニーでは、1月中に使用できるリフト券の割引券を配布してリピーター確保に結び付け、1月単月の来場者数は6シーズンぶりに8万人を超えた。

今シーズンの営業終了日は4月1日。中の原エリアのゲレンデは27日、積雪180センチの好コンディションといい、同リゾートの尾関雅大主任は「博労座の駐車場の料金が無料となっている。シーズン最後の春スキーを楽しんでもらいたい」と話している。
(日本海新聞)