県内にスキーが伝えられて今年で100年を迎えたのを記念して、諏訪市博物館は諏訪地域に残るスキー関連資料やゆかりの人物を紹介する冊子「霧ヶ峰スキーことはじめ―スキー場開拓にかけた諏訪人たちの熱き思い―」を発行した。

貴重な資料写真が数多く使われ、霧ヶ峰をスキーの中心地として盛り上げようとした当時の人々の熱い思いが伝わる。

冊子には、日本にスキーが伝えられた1911年(明治44年)の翌年、新潟県高田町(現上越市)でスキー講習を受け諏訪にスキーをもたらした岡谷小学校教員の波間長重や、霧ヶ峰をスキー場として全国に紹介した上田貢、大正から昭和にかけてのスキー板の変遷、第1回霧ヶ峰ジャンプ大会(35年)など、当時の様子を伝える写真が収録されている。

同博物館では「諏訪というとスケートが有名だが、スキーにも長い歴史がある。霧ヶ峰のスキー振興に関わった人たちの熱意に触れてもらいたい」と話している。

A4判40ページ。1部400円。500部を作成した。問い合わせは同博物館(0266・52・7080)へ。
(読売新聞)