サミット・グローバル、スマホで一人称動画を共有可能なウェアラブルカメラサミット・グローバル・ジャパンは22日、スポーツ向けカメラ「ION(アイオン)」ブランドの新製品「ION AIR PRO」を発表した。価格はオープン。付属物の異なる3パッケージが用意され、推定市場価格は標準パッケージが19,800円前後、ヘルメットとバイクに装着するためのキットが付属する「ION AIR PRO PLUS」が24,800円前後、無線LAN(Wi-Fi)接続キットが付属する「ION AIR PRO WiFi」が29,800円前後となっている。発売は4月末。

いわゆる「ウェアラブルカメラ」と呼ばれるジャンルの製品で、撮影者や乗り物などさまざまな箇所に付けて一人称視点での撮影が手軽に行える製品。小型で重量も130gと軽く、スポーツをしている最中の自分の視点を撮影して、他人と感覚を共有したり、スキーやスノーボードでコース取りを後でチェックしたりすることができる。

撮影はワンタッチで開始することが可能となっており、ほかにも本体の振動を検知して電源をオン・オフしたり、ジャイロセンサーで取り付け時の天地を判断して撮影したりできるようになっている。また、水深10mまでで使用可能な防水性能も備えており、マリンスポーツの撮影などにも最適だ。
背面には、「PODZ」と呼ばれる小型デバイスを装着可能で、さまざまな機能を拡張できる。ION AIR PRO WiFiには「WiFi PODZ」という無線LAN接続用のものが付属しており、iPhoneとの連携が可能(専用アプリが必要)。撮影した動画をその場でYouTubeやFacebookにアップすることができる。また、オンラインストレージサービス「ION CLOUD」に、撮影した動画をバックアップすることも可能だ。ION CLOUDの利用可能容量は8GBとなっている。

カメラの仕様は、撮像素子が1/2.5型CMOSセンサー(有効画素数は非公開)で、動画の記録画素数が最大1,920×1,080ドット(フルHD)、静止画の記録画素数が最大500万画素、レンズのF値がF2.8。記録メディアはmicroSD/SDHCカードで、撮影したデータはUSB経由でPCなどにもコピー可能だ。対応OSはWindows Vista/7およびMac OS X 10.4.11以降。

バッテリーはリチウムポリマー充電池、バッテリーの持続時間は通常約2.5時間、無線LAN利用時で約1時間となっている。本体サイズはW37×D107×H37mmとなっている。

22日に行われた報道関係者向けの発表会では、同社代表取締役CEOのジョヴァンニ・トマセーリ氏が登壇。「スティーブ・ジョブズはMP3プレーヤー自体を開発したのではなく、iPodを中心とした利用体系を整えた」と、米アップルの元CEOであった故スティーブ・ジョブズ氏を例に説明。一人称の映像を撮影したその場で他人と共有できるAIR PROが、ウェアラブルカメラのスタンダードとして、新たな利用体系を創造していくことを強調した。
(マイナビニュース)