栄村に大きな被害をもたらした長野県北部地震が発生して12日で1年がたった。村では復興に向けた取り組みが続いているが、過疎化の進展、高齢化の進行など課題が山積になっている。こうした中、村の観光協会が17日、村内のスキー場で開かれるイベントに合わせて「復興花火大会」を実施する。

花火大会は17日午後3時から「さかえ倶楽部スキー場」を会場に開かれる「さかえ雪ん子まつり」のフィナーレとして9時15分ごろから行われる。「雪ん子まつり」は例年、冬に開かれていたが、昨年は地震の影響でスキー場が休業に追い込まれ、まつりは中止となり、花火大会も取りやめとなった。地震から1年近くがたってスキー場はこの冬、営業を開始。「雪ん子まつり」も再開されることになり、まつりを彩ってきた花火大会も行われることになった。
例年は約250発の花火を打ち上げていたが、目標額を50万円に設定して1口1千円の協賛金方式を取り入れたことで、打ち上げる花火を増やすことができるようになった。今年は350発から400発の花火がスキー場の夜空に咲くことになる、という。

栄村商工観光課の南雲茂係長は「まつりと花火大会で『復興に向けて元気を出していこう』というメッセージを伝えることができたら」と話している。
(産経新聞)