端材を再利用、遊具「雪板」考案 南砺の建築会社、スノーボードのよう 南砺市山見の建築工事業「横川組」は、自社工場で出た端材を再利用し、雪の上をスノ ーボードのようにして滑る遊具「雪板」の開発に取り組んでいる。板にはスノーボードの ような金具は付いておらず、板に直接乗って斜面を滑る。今後は体験会を開くなどし、雪 遊びの新アイテムとして普及を図る。

雪板は長さ80〜140センチ、幅約30センチ、厚さ約2センチで、端材となったス ギの一枚板をスノーボート型に切り抜いて作る。長靴などを履いたまま板に乗り、板に付 けられたひもを手に持って斜面を滑る。

板の表面にワックスなどを塗り、反りや溝などを加えることで滑りやすくした。
骨組み材を加工するプレカット工場(同市池田)から出る端材の再利用を図るため、工 場の若手社員が製作チームを結成して開発を進めてきた。雪板を製作することで、加工技 術向上にもつなげる。

先月からこれまでに体験会を2回開いており、参加者からは「スノボーよりも難しいが 、雪の感触を楽しめる」と好評を得た。

希望者には、オリジナルの雪板の製作にも応じる方針。横川信之専務(41)は「社員 の遊び心から生まれたアイデア。子どもたちが外で遊ぶきっかけになれば」と話している 。
(北國新聞社)