オランダのベアトリックス女王の次男ヨハン・フリーゾ王子(43)がオーストリアのリゾート地レッヒ・アム・アールベルクで友人らとスキー中に雪崩に遭い、重傷を負った。現在集中治療を受けているが、予断を許さない重体だという。フォラルルベルク州の広報担当が明らかにした。

幸い王子が雪に埋まっていた時間は「ごくわずか」だったという。王子が身に付けていた発信器が迅速な救出につながった。王子はオーストリア、インスブルックの病院に輸送された。

オーストリア西部チロル州にあるレッヒ・アム・アールベルクは人気のスキー場だが、地元の雪崩監視機関によると、17日は雪崩発生の危険性が極めて高かったという。同機関は雪崩の原因について、固まった雪層の上に新たに雪が積もったことにより、雪の層(スラブ)が滑り落ちたと説明している。

王子は、2004年にメイベル妃と結婚。オランダでは、王位継承者の結婚には議会の承認が必要だが、王子は議会の承認を得られず、王位継承権を放棄した。現在、王子はメイベル妃と2人の娘とともにロンドンで暮らしている。
(CNN)