日本スキー発祥の地を記念した上越市の「レルヒ祭」が12日、同市大貫の金谷山スキー場で開かれた。前夜祭を含む2日間で約1万1500人が訪れた。

同市に日本で初めてスキーが伝わったのは1911年1月12日。オーストリア・ハンガリー帝国(当時)の軍人、レルヒ少佐が同市にあった陸軍13師団で歩兵第58連隊の将校14人にスキーの手ほどきをした。

同祭では、レルヒ少佐を顕彰する「レルヒの会」の会員たちが、少佐が伝えた一本杖スキーを披露した。会員によるこの滑走法の講習会もあり、市内外から訪れた希望者が慣れない手つきで一本杖スキーに挑戦した。子どもスキー教室や雪中宝探し、かまくら体験などもあり、大勢の家族連れらが楽しんだ。

同会の小堺昭一会長(82)は「日本人のスキー離れが著しい。次世代を担う子どもたちにスキーの楽しさを伝えたい」と話した。
(毎日新聞)