莇生田スキー場の簡易リフト。伸縮式のバーをまたに挟み引っ張ってもらう福井県鯖江市唯一のスキー場、莇生田(あぞうだ)スキー場=同市莇生田町=が連日営業し、ソリ遊びの家族連れやナイタースキー教室の受講生らでにぎわっている。オープンから40年、近年は雪不足に悩まされていたが、現在の積雪は約1メートルとたっぷり。地元住民らは「再びにぎわいが生まれうれしい」と喜んでいる。

同スキー場は1973年、市営としてオープンした。滑走距離約300メートルで休憩所や簡易リフト2基がある。規模は小さいが、市街地から約10キロと近くナイター設備もあるため、長く市民に親しまれている。今年は1月10〜12日に営業したが、雪不足のため閉鎖。先月後半からの降雪で27日に再開した。

河和田公民館が毎週火、金曜夜に開いているスキー教室が好評で、今年も河和田地区外9人を含む46人が参加している。指導は河和田スキークラブのメンバーが担当。初心者にはマンツーマンで基本を丁寧に教えている。
2001〜10年の来場者は平均約800人。大雪だった昨年は約2千人が訪れた。今年も昨年並みの来場者が見込まれている。

リフトは、伸縮式のバーをまたに挟み立ったまま引っ張ってもらうタイプ。現在も稼働しているのは全国的に珍しいという。

リフト営業は、平日はナイターのみで午後7時〜同9時半、土祝日は午前9時〜午後9時半、日曜は午前9時〜午後7時。利用券は午前、午後、ナイターごとに300円。問い合わせは市スポーツ課=電話0778(53)2260。スキー教室の申し込みは同公民館=電話0778(65)0001。受講料は3月までで4千円。
(福井新聞)