インストラクターに導かれて滑走を楽しむ子どもたち=阿智村智里の「ヘブンスそのはら」 スキー・スノーボード観光が今シーズンの中盤を迎える中、中京圏に近い飯田下伊那地方の4スキー場は十分な降雪に恵まれ、ほぼ例年並みの入り込みとなっている。

いずれも中・北信地方のスキー場に比べるとゲレンデ規模は大きくないが、中央道園原インター(阿智村)から比較的近いといった立地を生かし、スキー場間の連携にも力を入れながら集客に努めている。

4スキー場は昨年12月後半に順次オープン。ことし1月末までの入場者数(スキー・スノーボード)は計約10万人。このうち、ヘブンスそのはら(阿智村智里)は前年同期比3・7%増の約3万人、平谷高原スキー場(平谷村)には同約10%増の約1万9千人が訪れた。

治部坂高原スキー場と、あららぎ高原スキー場(ともに阿智村浪合)は前年同期より幾分減ったものの、それぞれ約3万人2千人、約1万8千人を数える。
人工降雪機に頼るシーズンもあるが、今シーズンはどこも天然の雪に恵まれた。しかも質の良い粒子の細かい雪が積もっているという。治部坂高原スキー場の2日の積雪量は1メートル。

運営会社「治部坂観光」の伊藤義寛社長(69)は「今季は自然の雪が多くてゲレンデは最高」と話す。十分な雪があることから今後の入り込みにも期待している。

阿智村内の3スキー場などは今シーズン、伊那谷から中京圏にかけての中央道のサービスエリアとパーキングエリアのレシート(千円以上)を持参すると、リフト券を500円割り引くサービスも展開。

全国的にはスキー客が減少傾向にある中、連携を強めて愛知、岐阜、静岡方面の誘客促進を図っている。
(信州スキー場だより)