東温市西岡にある西日本唯一の屋内ゲレンデ施設「アクロス重信」が31日、閉館を迎え、別れを惜しむスノーボーダーらが最後の滑りを楽しんだ。

営業最終日のこの日は施設が無料開放となり、朝から大勢が詰めかけた。スノーボーダーたちは雪の感触を確かめながら、ハーフパイプの練習に励んでいた。

アクロス重信は総事業費およそ23億円をかけ、1999年11月にオープン。スキーなどの一般ゲレンデのほか、スノーボードのハーフパイプゲレンデを備え、2010年のバンクーバー五輪で9位に入った青野令選手など、世界を舞台に活躍するスノーボーダーが巣立った。

しかし入場者が年々減少し、運営する久万総合開発が1月5日に閉館を発表した。
青野選手の父、伸之さんを中心に、選手や保護者らが、施設存続に向け署名活動を行っている。
(愛媛新聞社)