富士見高原スキー場の上空に出現した人工のオーロラ。七色のカーテンがゲレンデを包んだ 富士見町境の富士見高原スキー場で、煙幕にレーザー光線を映して「オーロラ」を再現する催し「八ケ岳オーロラ伝説」が、29日まで4日間の日程で開かれている。初日の26日夜、ゲレンデは色とりどりの幻想的な光に包まれ、集まった約150人の観客が息をのむように見入った。

午後6時ごろからスキー場従業員らがドラム缶でまきやわらを燃やし、ゲレンデの上空に煙が立ち込めた。会場は午後8時で氷点下10度。観客は「寒いね」と言いながら体を動かしていたが、オーロラが浮かび上がると夢中になって写真を撮ったり、空を見上げたりした。
2部構成で、前半は優雅さ、後半は劇的な展開を表現。赤、緑、青の光を組み合わせて「無数の色彩を作れる」(担当者)といい、渦巻きや矢のような光線も現れた。家族と友人一家の計8人で訪れた山梨県北杜市の主婦小林美枝さん(45)は「鮮やかな光が迫ってきて感激。日常の忙しさを忘れられました」。

富士見町、原村、北杜市などでつくる「八ケ岳観光圏整備推進協議会」が主催し、昨年に続き2回目。八ケ岳で2003年に「低緯度オーロラ」が観測されたことにちなんで始めた。入場料1500円で、オーロラの再現は午後8時半から。問い合わせは同スキー場(電話0266・66・2932)へ。
(信州スキー場だより)