白山市は25日の市議会全員協議会で、市が所有する「鳥越大日スポーツ施設」のスキー場営業を今シーズンで終了する方針を示した。

所有する第3セクターが昨年破綻した「瀬女高原スキー場」も今シーズンで営業を終える。これにより、新年度以降も営業が続く白山麓のスキー場は白山一里野温泉、白山セイモアの2か所となる。

鳥越大日スポーツ施設は旧鳥越村が経営していた「鳥越高原大日スキー場」が前身。2005年の合併で白山市に運営が引き継がれたが、赤字を抱える市内スキー場再編の一環で07年以降、教育・スポーツ施設に転用され、スキー場は小中学校の遠足を中心とした経営に切り替えていた。
瀬女高原スキー場は旧尾口村などが出資して設立した3セク「白山レイクハイランド」が所有していたが、11年に破綻。現在、同社からスキー場の運営を受託している別会社は、契約が残っている今ーズン限りで営業を終了する方針を固めていた。

市は全協で、両スキー場と、すでに休止・廃止された白山中宮温泉、獅子吼高原、白峰アルペン競技場一部ゲレンデを含めた計5スキー場の撤去計画を発表。リフトや建物施設を25年度末までに段階的に撤去し、敷地を順次地権者に返還していくとした。計画によると、5スキー場の施設撤去費用は85億4500万円を見込んでいる。
(読売新聞)