初めてのスキーを楽しむ石垣島からの修学旅行生たち=佐賀市富士町の天山スキー場佐賀観光協会などの誘客活動が奏功し、佐賀市富士町の天山スキー場を訪れる沖縄からの修学旅行生が増加している。初めて雪に触れる生徒がほとんどで、スキーはあこがれの一つ。学校関係者や旅行会社からは「福岡空港からのアクセスが良く、ツアー日程を組みやすい」と好評を得ている。

天山スキー場には10数年前から、沖縄からの修学旅行生が訪れるようになった。当初は10校約千人だったが、国道263号三瀬ループ橋の完成に合わせ、2008年から佐賀観光協会やスキー場、旅館関係者が連携して誘致活動に力を入れたところ、昨季は20校約2千人に増加。今季はさらに多い2500人程度を見込んでいる。
例えば、石垣島は島内の中学校全9校が同スキー場を訪問。今月18日には石垣第2中の2年生約150人が慣れない雪の感触に戸惑いつつも、初心者向きのゲレンデでスキーを練習し、雪合戦に興じた。生徒たちは「こつをつかんだら、ゲレンデの上から滑ることができた」「今度は家族で訪れ、スノーボードに挑戦したい」とはしゃいでいた。

学校関係者によると、石垣島には大学や専門学校がなく、高校を卒業すると約8割が島を出る。そのため、中学生のころから沖縄とは違う冬の気候を体験させようと、修学旅行にスキーを組み込む学校が増えたという。

同スキー場は「さらに利便性やサービスをアピールし、関西方面に向かう修学旅行生を佐賀に呼び込みたい」としている。
(佐賀新聞)