閑散としたりんご今日話国スキー場のゲレンデ(15日)庄原市高野町のりんご今日話国(きょうわこく)スキー場が、不入りに頭を悩ませている。同スキー場は、今季限りで閉鎖を決めた約3キロ東の高野高原スキー場と混同され、来場者が減っているのでは、とみている。

昨年12月半ば、高野高原スキー場閉鎖の話が広がると、「つぶれるのか」との問い合わせが今日話国に入り始めた。瀬尾二六(じろく)代表(60)は「同じ高野町のスキー場で、混同する人が多いようだ」とこぼす。

今日話国は今季ここまで10日間営業。雪遊びだけの人にはエリア管理協力費500円を任意で募金箱に入れてもらう方式のため、正確な来場者数は出していないが、「リフト券や食堂の売り上げから推し量ると、昨年より2割は減っている」(瀬尾代表)という。

「古き良きスキー場で味がある。空いていて自由に滑れるのも魅力。今後も通います」と話す広島市安佐北区のそば店経営増村元太さん(32)のような根強いファンはいるものの、15日の日曜日の来場者は5人だった。

土日曜日と祝日は一般客、平日は貸し切り客を受け付け、上級、中級、初級向けの3コースがある。瀬尾代表は「元気に営業しています。ぜひ遊びに来てください」と呼び掛けている。
(中国新聞)