9年前から休業していた阿蘇山人工スキー場で、本格的に施設を撤去する工事が始まった。

阿蘇市黒川の阿蘇山スキー場にはゲレンデだった場所に草が生え、スキー場のおもかげはない。
事務所だった建て物には、使われなくなったスキー板やシューズがそのままの状態で置かれていた。

九州初のスキー場として旧阿蘇町が41年前に開業した阿蘇山人工スキー場は、スキーシーズンともなると多くの家族連れなどで賑わった。

1992年からは民間に委託されたが、もともと雪があまり積もらない場所だった上、宮崎や大分に最新の設備を備えたスキー場ができた影響もあり、経営難で、2002年から休業していた。

市は、駐車場以外のスキー場の施設を撤去することを決め、20日からリフトや建て物の解体工事を始めた。

工事は2012年3月下旬には終わり、牛を放牧する草原に戻す予定。またゲレンデだった部分は観客席にしてイベント会場として使う計画もあがっているという。
(熊本県民テレビ)