大野市角野の九頭竜スキー場が、県内で初めて国際スキー連盟(FIS)の公認コースとなった。県スキー連盟が審査を申請し、認められた。関係者らは日本代表選手の輩出に向け、強化の弾みになると喜んでいる。

公認されたのはゲレンデ東側の回転コース。標高差170メートル、全長640メートル、平均斜度28度、最大斜度42度。これまでは全日本スキー連盟(SAJ)のB級公認で、A級公認が必要な国体などの全国大会は開くことができなかった。

県勢は近年、斉藤昇吾選手(近畿大)や山本幸臣選手(日本体育大)らが、全国大会のアルペン種目で上位入賞するなど、選手強化が実を結び始めている。ただ、FIS公認大会には県外や海外で出場するしかなく、遠征費の負担が課題となっていた。

地元で公認大会を開催できれば、地元選手の刺激になることが期待される。県スキー連盟の谷口誠一理事長は「世界で戦える選手を育てる環境づくりの一歩」と話している。
(中日新聞)