山形市の蔵王温泉スキー場で10日、スキー場開きがあり、青、黄、ピンクなどカラフルなウエアに身を包んだスキーヤーやスノーボーダーが気持ち良さそうに滑りを楽しんだ。

関係者ら約200人が集まったセレモニーの途中、野生のカモシカが中腹に現れるハプニングも。ゲレンデを横にゆっくり往復して山奧へ走り去ったが、司会者は「カモシカもスキー場開きを祝福してくれました」と歓迎した。

まだ積雪が少なく、中央ゲレンデなど一部のゲレンデのみだが、蔵王温泉協会の高橋茂観光宣伝委員長は「17、18日ごろにはすべてのゲレンデを開放できるのでは」と話す。

蔵王温泉は東日本大震災の影響で、5月の宿泊客は例年より4、5割減ったが、6月以降は2、3割減まで回復。11月に県が実施した空間放射線量調査では、毎時0・06マイクロシーベルトと人体に影響ない値だった。

この日は、米沢市の天元台高原スキー場と鶴岡市の湯殿山スキー場も本格営業を始めた。
(毎日新聞)