新潟県湯沢町は12月1日、苗場スキー場、ガーラ湯沢スキー場など町内にある14スキー場の空気中放射線量の測定値を発表した。放射線量は、すべてのスキー場で福島原発事故以前の新潟県内の放射線量測定値の範囲内だった。

本格的なスキーシーズンを前に、放射線量を測定し、公表することでスキー場の安全性をアピールし誘客を促す。

測定は11月28日から30日にかけて行った。各スキー場で地上10センチ、50センチ、1メートルの地点で測定。1時間当たりの放射線量は0.06−0.1マイクロシーベルトで、福島原発事故以前の新潟県の放射線量測定値の下限0.016−上限0.16マイクロシーベルトの範囲内だった。湯沢町のウェブサイトで14スキー場の測定値をすべて公開している。

湯沢町ではかぐらみつまたスキー場が11月23日にオープン。12月10日に苗場スキー場、かぐら田代スキー場、岩原スキー場、12月23日までに14スキー場すべてがオープンを予定している。

今回は地表がウェットな条件で測定が行われたことから、湯沢町では必要に応じて積雪時の測定を行うなど、監視と情報公開により利用者の不安払しょくに努めることにしている。

新潟県内では妙高市や糸魚川市でもスキー場の放射線量を測定し、いずれも福島原発事故以前の数値の範囲内だった。
(Travel vision)