ゴンドラからの救助方法について確認した訓練雫石町の雫石スキー場で4日、盛岡西消防署と合同の救助訓練が行われた。本格オープンを前に、ゴンドラなどでの救助方法について確認し、万一に備えた。

同スキー場では毎年この時期に合同訓練を実施。今回はこれまでに参加したことがない署員などを対象に、ゴンドラが機械故障で停止したケースを想定して訓練が行われた。

同日は強風の影響で屋内での訓練となった。開会行事では今泉芳幸プリンスホテル東北総支配人が「今まではもし起きたらどうするかを考えていたが、震災を経験したこともあり事故にしっかり対応できるよう備えたい」とあいさつ。訓練では、ケーブルに救助用器具を固定させた上で、ゴンドラ内に取り残されたスキーヤーを下ろすための作業を繰り返した。

同スキー場では実際にゴンドラやロープウエーでこのような救助を行ったことはなく、東日本大震災の際も停電の影響でゴンドラが停止したものの、予備用の電源を使って救助したという。訓練では参加者が「いつまた震災が起こるか分からない」と万一の事故に備えて救助方法を確認していた。

同スキー場では22日のオープンを予定しているが、積雪はないのが現状で、関係者は本格的な冬将軍の到来に期待を寄せている。
(岩手日日新聞)