ゲレンデ下には田んぼがあることから、パラグライダーの練習に適していたという12月に入り広島県北のスキー場が次々とオープンする中、平日は貸し切りのみで営業する備北エリアのスキー場「りんご今日話国スキー場」(庄原市、TEL 0824-86-3000)で話を聞いた。

自然積雪で営業する同スキー場は例年、1月から営業を開始。積雪があるまでを営業期間とし、土曜・日曜・祝日に開く。平日は予約制の貸し切りのみに対応している。貸し切り料金は1日3万円〜。交流会や学校のスキー教室などの利用が多く、中には九州から足を運ぶ人もあるという。

「穴場のようなゲレンデ」とスキー場を経営する小売店「瀬尾商店」の女性スタッフ。他のスキー場に比べ利用客が少ないことから、家族連れも目立つ。スキー場は、向かいで「瀬尾商店」を経営する瀬尾二六社長が開いた。利用がない夏場にはパラグライダーの練習場として利用していたこともあったという。
スキー場は上級〜初級者に対応できるよう3つのコースを用意。距離はそれぞれ約700メートル。搬器はTバーリフト1基を備え、スノーボードも利用可能。ゲレンデには、雪だるまや、かまくらを作るスペースも設ける。スキー道具はレンタルも行うほか、併設する食堂では、うどん(350円)やカレー(400円)などの温かい食事を提供。地域の女性が腕を振るう。

営業は積雪があってから開始するが、予約は年間を通して受け付ける。「すでに何件か予約をいただいている」と女性スタッフ。平日の貸し切り予約はリピーターも多い。利用料金は、シーズン券=8,000円、1日券=2,500円、半日券=1,500円ほかで、回数券も用意する。
(広島経済新聞)