妙高市は2日、今季のスキー場オープンを前に市内8カ所のスキー場で放射線量の測定調査を実施する。シーズンを前にスキー愛好者から市に福島第1原発事故による放射線量の影響を懸念し、線量について問い合わせがあったことなどから測定を決めた。前季は終盤に東日本大震災が発生し、客足が落ちたことから関係者は今季の巻き返しに期待している。

市は同日、赤倉や池の平、杉野沢など8カ所のスキー場のリフト乗り場やレストランなどで職員3人が空間放射線量を測る。市は結果を来週中にも市のホームページで公表する。シーズン入り後も測定を続ける予定。

一方、同市の赤倉観光リゾートスキー場では1日、新赤倉観光協会主催による安全祈願祭が行われた。前夜から雪が降り始め、ゲレンデは真っ白に雪化粧した。

同スキー場のスキー部門マネジャー、後藤幸泰さん(39)によると、前季は、上越に日本で初めてスキーが伝わってから100周年だったこともあり滑り出しは順調だったが、大震災により首都圏の団体客を中心に客足が止まり、福島の原発事故の影響で外国人客も激減した。

後藤さんは「景気や外国人の動向も気になるが、まずは予定通りオープンできるよう雪が降ってほしい」と今季の盛況に期待している。同スキー場は今月17日にオープンする予定。
(毎日新聞)