椅子を持ち上げ、ワイヤーにしっかりと固定するウィンタースポーツの季節を間近に控え、市営大山スキー場でゲレンデの整備が佳境を迎えている。スキー場を指定管理する紋別市体育協会(森安春会長)は29〜30日、場内の第2リフト(726m)に椅子(搬器)を取り付ける作業を行った。スキー場の今季のオープン日は未定だが、関係者らは一刻も早い積雪を待ち望んでいる。

椅子の取り付け作業は協会職員と臨時職員らの手で次々と進められた。大山の中腹から山頂までをつなぐ第2リフトに設置した椅子は98基。索道管理技術者の福士明美さんら5人の作業員がワイヤーに14・5m間隔で椅子をがっちりと固定した。

取付作業は安全を期して慎重に行われた。脱落を防ぐため作業員が椅子に座ってテストするなどチェックも怠らなかった。

山頂から一気に滑降ができる第2リフトは「流氷が見えるスキー場」のシンボルとして役目を果たし、山頂園スカイタワーと併せて冬の観光の一翼を担う。いっぽう、2人掛けの第1ロマンスリフト(393m、57基)は28日で既に作業が終了。

福士さんは「今年も多くのスキー客で賑わってほしいですね」と今季のスキー場の盛況へ期待を寄せていた。

協会ではスキー場の今季のオープン日は未定としているが、早期開業を待ち望むスキーヤーやボーダーが多くいることから、当分空模様を気にする日々が続きそう。
(北海民友新聞)