2スキー場統合し住民運営に広島県内最高峰の安芸太田町の恐羅漢山(1346メートル)で隣り合う二つのスキー場が統合され、今シーズンから恐羅漢スノーパークとして営業する。

それぞれ町内の運営会社が経営不振に陥り、住民有志が設立した新会社が事業を引き継いだ。スキー人口が減る中、効率化などで存続を図る。

昨シーズンまでの恐羅漢スキー場と国設恐羅漢山スキー場の計4ゲレンデ17コースを5月設立の新会社「恐羅漢」が運営する。臨時を含む計約100人の雇用は継続した上でレストランを従来の計4カ所から3カ所にしたり、スキー教室の受付窓口を一本化したりして経費を節減。リフトでポイントが使える会員制度も導入し、リピーター増を目指す。

12月1日に安全祈願祭を予定。積雪状況が整っていれば同日に営業を始める。

恐羅漢スキー場は三段峡観光、国設恐羅漢山スキー場は三段峡ホテルが運営していた。しかし両社とも債務超過となり昨年6月に中小企業再生支援協議会に支援を依頼。昨冬もスキー場を運営した後に事業譲渡を決め、今年10月末で完了した。三段峡観光は解散、三段峡ホテルはホテル事業を続けている。
(中国新聞)